何事もノリ!
銀魂の二次小説とか、イラストとか。常にマヨラー右側で
DATE: 2008/07/20(日)   CATEGORY: 山土
熱夏(銀魂 山×土)
*毎日暑いんで、つい・・・、夏の風物詩をいろいろ書いてみました。

もっと欲しくて、口を開けた。
注がれた液体が、渇いた喉を通っていく。
でも、何か、変、妙な感覚。
口に、あたってる、柔らかいもの。
えっ、コレは、口、び、る・・・・・・
ハッと、瞼を開くと、人の顔らしきものが眼に映る。
ゆっくりと離れたその顔は、真選組監察、山崎だった。
捜査中か、空色の半被を襷がけにしている。
「あ、よかった、気がハッ!」
微笑んだ山崎を殴り飛ばした。
「何すんですか、副長!」
「そりゃ、こっちの台詞だ!てめぇこそ何してやがる」
「何って、見りゃわかるでしょう」
山崎の視線を辿って、土方は自分の格好を見た。
隊服のスカーフはなく、胸元ははだけ、ズボンはベルトをはずされ、ボタンがはずされている。
顔を真っ赤にして山崎を睨む。
「副長、倒れたんですよ。覚えてないんですか」
ぶつけた頭をさすりながら山崎は答えた。
応急処置として、着衣を緩めて楽にするのは常識、とも呟く。
言われてみれば、団子屋の店先で報告を受けていた、ような・・・・・・
周りを見れば、狭い部屋の中に、古い箪笥や、箱階段。
家屋と板塀の間の申し訳程度の庭に、軒先の風鈴がチリリと音をたてる。
衝立の向こうからは、団子を焼くいい匂いがする。
「熱中症、軽い脱水症状、あと寝不足とか、疲れもたまってるみたいですよ」
山崎の言うとおりだ。
でも、だからといって、アレは必要だったか?
「副長、飲ませようとしても、上手く飲んでくれなかったので」
仕方がなかった、と山崎の目は訴えている。
土方は軽く眩暈を覚えた。
「もう少し休んだほうがいいですよ」
ススッと寄ってきた山崎が、再び土方を横たえた。
何言っている、もう大丈夫と、土方は身体を起こそうとした。
が、起き上がれない。
山崎はこんなに力が強かったか?
自分は力を入れているはずなのに、山崎はさほど力を使っているように見えない。
「剣術では敵いませんが、ツボは心得てますから」
よほど土方がうろたえて見えたのか、山崎が笑顔で答えた。
土方が抵抗を諦めると、山崎の手もようやく離れた。



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COMMENT

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● ありがとうございます
FUJISHIRO | URL | 2008/09/07(日) 02:22 [EDIT]
山土でのコメント、めちゃうれしいです。
(隠腐女子&山土すくないから)
山崎のくせに!って、言いたくなるような所が山崎のおいしいとこですよねー

| URL | 2008/09/06(土) 11:50 [EDIT]
山土で検索しておじゃましましたvvv
すっごい萌えました!特に最後の、力じゃなくてツボ心得てるのが!!!合気道系が強いとおもうんですよね!!あんな感じなのに、さらっとできたりしてムカつくのが山崎のおいしいとこと思います。山崎のくせに!!
また是非山土書いてやって下さいね!!!!!お願いします。

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